環境研究総合推進費 播磨灘を例とした瀬戸内海の栄養塩管理のための物理-底質ー低次生態系モデルの開発

動報告Report

  • 【定期観測】 5月度の定期観測を実施しました
    2020/05/31
    第2回目の定期観測を播磨灘中央の海域にて5月下旬に実施いたしました。
    定期観測の一環として、観測点に到着後、海の基礎データとして、透明度、水深ごとの水温、塩分、光量子等の測定を行っています。
    海の透明度の測定には、白い円盤状の板にヒモを付けた透明度盤と呼ばれる道具を用います。
    透明度の測定は、この透明度を海中に沈め、少しずつ海底へ繰り出し、白の円盤が見えなくなった深度をその海域の透明度とします。
    透明度は、夏季に浅く、冬季に深くなる傾向があります。
    これは、夏季における植物プランクトンなどによる豊富な生物量によって、透明度が下がるためです。
    一方で、水温、塩分、光量子などのデータは、CTD (Conductivity Temperature Depth profiler) と呼ばれる1つの機材で測定を行います。
    CTDには、水温、塩分、光量子など計測するためのセンサーがいくつもつけられています。
    これにより、水深ごとのデータを、CTDを海中に繰り出すだけで測定することができます。
    透明度測定の様子の写真
    図1
    透明度測定の様子。
    海表面に白い板が見える。
    これを海中に繰り出して、見えなくなるところをその地点の透明度とする。
    採水の様子の写真
    図2
    採水の様子。
    CTDを降ろしている様子。
    海面に見えるのがCTDの本体。
    数十mの長さのあるケーブルで本体とデータ所得機が繋がれており、ケーブルを海中に繰り出して海水中の塩分や水温のモニタリングを行う。

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