環境研究総合推進費 播磨灘を例とした瀬戸内海の栄養塩管理のための物理-底質ー低次生態系モデルの開発

動報告Report

  • 【定期観測】 6月度の定期観測を実施しました
    2020/06/30
    第3回目の定期観測を播磨灘中央の海域にて6月の上旬に実施いたしました。
    定期観測では、セジメント・トラップと呼ばれる機材を海中に設置します。
    海洋の表層では、光がたくさん届くため、たくさんの植物プランクトンが生息しています。
    それらは、やがて屍骸となり、分解されながら海底に沈んでいき、底質(底泥)の表層に積もっていきます。
    この海底に沈んでいく沈降物の量が分かれば、1日あたりにどれだけ底質に沈降物が蓄積されているかを見積もることができます。
    そして、その沈降粒子を底質に積もる前にキャッチする機材が、セジメント・トラップです。
    水深20mと30mの2か所にセジメント・トラップを設置し、後日回収し、その沈降物の量を計測します。
    セジメント・トラップとそれを設置できる場を有する研究機関は少なく、このデータは学術的にも貴重です。
    セジメント・トラップの様子の写真
    図1
    セジメント・トラップの様子。
    ロープの水深20mと30mにセジメント・トラップを設置する。
    ロープの上部に浮きと底部に重しが取り付けられている。
    セジメント・トラップを引き上げるの様子の写真
    図2
    セジメント・トラップを引き上げるの様子。
    海洋に設置されたセジメント・トラップは、24時間後に回収される。
    全長約30mの重しとセジメント・トラップ付きのロープを数名がかりで、引き上げる。
    力のいる作業だ。

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